2024/10/06 06:47

続)冷めていても柔ら

続)冷めていても柔らかくておいしい

仕出し料理へのこだわり

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全国のオーナーシェフが選ぶ

絶品グルメの品評会

Grand Cuisine 2024 金賞受賞

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勘介のお客様から生まれた

仕出し懐石「花響(はなひびき)」

スチームコンベクションオーブンを使うと

中はしっとりジューシーで

外はパリッと焼き上げられるため

肉も魚も野菜も

冷めてもしっとり柔らかく食べられる料理を

作ることができたのですが

加熱後に素材が縮んでしまうことで

時間が経つほどに

だんだんと食感が悪くなる

という課題が出てきました

筋切りなどの包丁仕事だけでは

解決しなかったので

焼く前に

茹でる・蒸す・揚げる・凍らせる…

など、

熱調理を施してみるも

うまくいきませんでした

あれこれ、いろいろと試してみた結果

①味噌や醤油などの発酵調味料

②オリーブオイル、米油、ごま油

③刻んだ野菜や摺り下ろしたフルーツ

を事前に漬け込んだり、直前に絡ませてから

スチームコンベクションオーブンで焼くと

よりふっくらと、より味わい深く

焼き上げることが可能となり

冷めていても柔らかくておいしい料理を

つくれるようになりました

どうして、これほどまで

『冷めていても柔らかくておいしい』に

こだわっているかと言うと

勘介に来店されるお客様から

『仕出し折詰は高いだけで古臭いしカチカチで食べるものがない』

と、口々におっしゃることが多く

仕出しのイメージに

非常に悲しい気持ちになっていたので

自分たちの店でつくるのであれば

仕出し料理のイメージを払拭し

一人でも多くの方に喜んでもらいたい

という思いで

下処理の手間暇を惜しまず

調理することで

冷めていても柔らかくておいしい

仕出し料理をお届けしています

続きは

また次回。